スタッフブログ
2015年5月 2日 土曜日
早食い 名古屋市瑞穂区の半日デイサービスならアクア介護サービスへ
おはようございます。
横田です。
何をどれだけ食べるかは健康管理において大切なことです。
しかし、「食べる早さ」も健康に大きな影響をおよぼすことがわかりました。
もともと肥満ではない人でも、早食いを続けることが肥満の一つの原因になるという研究報告があったのです。
■大学生の肥満と食べ方の関係を3年追跡調査したところ......
これまでにも肥満と早食いとの関係については、様々な研究報告がありましたが、今回ご紹介する報告は、これまでの一時的な観察ではなく、同一の対象者を3年間追跡調査し(縦断研究)、早食いを続けるうちに肥満になることを世界で初めて確認しました。
縦断研究は、これまでなされてきた一時的な観察(横断研究)よりも質の高いものとされ、早食いと肥満の関係についてより強く裏付けたといえるでしょう。
この研究発表をしたのは、岡山大学大学院医歯薬学総合研究科予防歯科学分野の研究グループと同大保健管理センターの共同研究グループ。今回の結果では、早食いの者は早食いではない者よりも4.4倍肥満になりやすく、男性は女性よりも2.8倍肥満になりやすいことがわかりました。
■早食いは、油物や満腹になるまで食べるより肥満に影響?
興味深い点は、この関係は、他の生活習慣(「油っこいものを好んで食べること」や「満腹まで食べること」など)よりも強い、ということです。つまり「何をどれくらい食べるか」も大切ではありますが、それ以上に早く食べる方が肥満に影響するということです。
日本人の場合、年齢とともに基礎代謝も低下し、肥満になりやすい傾向があります。肥満から高血圧や糖尿病などの生活習慣病などにもつながります。早食いは習慣ですから、若いうちからその習慣を改善することで、年をとってからの生活習慣病を予防する上でも役にたつことでしょう。
■早食いを自覚する人は、「噛む」ことを意識
同大学のプレスリリースでは、早食いを自覚する者は、そうでない者よりも一口当たりの量が多く、かむ回数が少ない傾向がある、としています。ということは、この逆をすればゆっくり食べることにつながります。一口にたくさん詰め込まず、そしてよく噛むこと。
口腔ケアや肥満治療の分野で、一口20~30回咀嚼することが推奨されていますが、しかし一口にできるだけ量をつめこまずに30回噛むのというのはなかなか難しいものだと思います。
「『ゆっくりとよく噛んで食べること』は肥満予防につながるか?」という研究レビューで、次のような記述があります。
『「一口30回咀嚼」を研究終了あとも、この習慣を継続している割合』は少なかったものの、半数が「一口20回咀嚼」を実践し、健康に対する意識が好転したことが確認されている。
早食いの習慣に自覚がある人は、30回と高いハードルを設けて継続できなくなるよりもまずは「噛む」ことをいつもより多く意識することから始めましょう。筆者の経験から20回程度なら、割にクリアしやすく継続もしやすいと思います。
よく噛むためには、カレーや肉じゃがなどの柔らかい煮込み料理でも、ジャガイモやにんじんなどの具はわざと大きめにしたり、少し歯ごたえが残る程度に加熱する、こんにゃくなど弾力のある食品や乾物などの歯ごたえのある食品を利用する、また白米に玄米や発芽玄米雑穀などを混ぜたりするとよいでしょう。
またこうした食習慣は、大人の問題だけでなく、子どものうちから身につけておくことが大切で、肥満だけでなくあごの発育や口腔ケアにも関わってきます。
「よく噛む」ことは、お金はかかりませんし、誰でも今からすぐにできることです。早く食べる傾向があるかなと思ったら、今日から「よく噛む」ことを意識してみませんか?
私もかなりの早食いです。
これからは意識してよく噛んで食事をしたいと思います。
横田です。
何をどれだけ食べるかは健康管理において大切なことです。
しかし、「食べる早さ」も健康に大きな影響をおよぼすことがわかりました。
もともと肥満ではない人でも、早食いを続けることが肥満の一つの原因になるという研究報告があったのです。
■大学生の肥満と食べ方の関係を3年追跡調査したところ......
これまでにも肥満と早食いとの関係については、様々な研究報告がありましたが、今回ご紹介する報告は、これまでの一時的な観察ではなく、同一の対象者を3年間追跡調査し(縦断研究)、早食いを続けるうちに肥満になることを世界で初めて確認しました。
縦断研究は、これまでなされてきた一時的な観察(横断研究)よりも質の高いものとされ、早食いと肥満の関係についてより強く裏付けたといえるでしょう。
この研究発表をしたのは、岡山大学大学院医歯薬学総合研究科予防歯科学分野の研究グループと同大保健管理センターの共同研究グループ。今回の結果では、早食いの者は早食いではない者よりも4.4倍肥満になりやすく、男性は女性よりも2.8倍肥満になりやすいことがわかりました。
■早食いは、油物や満腹になるまで食べるより肥満に影響?
興味深い点は、この関係は、他の生活習慣(「油っこいものを好んで食べること」や「満腹まで食べること」など)よりも強い、ということです。つまり「何をどれくらい食べるか」も大切ではありますが、それ以上に早く食べる方が肥満に影響するということです。
日本人の場合、年齢とともに基礎代謝も低下し、肥満になりやすい傾向があります。肥満から高血圧や糖尿病などの生活習慣病などにもつながります。早食いは習慣ですから、若いうちからその習慣を改善することで、年をとってからの生活習慣病を予防する上でも役にたつことでしょう。
■早食いを自覚する人は、「噛む」ことを意識
同大学のプレスリリースでは、早食いを自覚する者は、そうでない者よりも一口当たりの量が多く、かむ回数が少ない傾向がある、としています。ということは、この逆をすればゆっくり食べることにつながります。一口にたくさん詰め込まず、そしてよく噛むこと。
口腔ケアや肥満治療の分野で、一口20~30回咀嚼することが推奨されていますが、しかし一口にできるだけ量をつめこまずに30回噛むのというのはなかなか難しいものだと思います。
「『ゆっくりとよく噛んで食べること』は肥満予防につながるか?」という研究レビューで、次のような記述があります。
『「一口30回咀嚼」を研究終了あとも、この習慣を継続している割合』は少なかったものの、半数が「一口20回咀嚼」を実践し、健康に対する意識が好転したことが確認されている。
早食いの習慣に自覚がある人は、30回と高いハードルを設けて継続できなくなるよりもまずは「噛む」ことをいつもより多く意識することから始めましょう。筆者の経験から20回程度なら、割にクリアしやすく継続もしやすいと思います。
よく噛むためには、カレーや肉じゃがなどの柔らかい煮込み料理でも、ジャガイモやにんじんなどの具はわざと大きめにしたり、少し歯ごたえが残る程度に加熱する、こんにゃくなど弾力のある食品や乾物などの歯ごたえのある食品を利用する、また白米に玄米や発芽玄米雑穀などを混ぜたりするとよいでしょう。
またこうした食習慣は、大人の問題だけでなく、子どものうちから身につけておくことが大切で、肥満だけでなくあごの発育や口腔ケアにも関わってきます。
「よく噛む」ことは、お金はかかりませんし、誰でも今からすぐにできることです。早く食べる傾向があるかなと思ったら、今日から「よく噛む」ことを意識してみませんか?
私もかなりの早食いです。
これからは意識してよく噛んで食事をしたいと思います。
投稿者 アクア鍼灸接骨院 | コメント(0) | トラックバック(0)
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